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化学工学会第39回秋季大会は平成19年9月13日(木)〜15日(土)の3日間,北海道大学高等教育機能開発総合センター (〒060-0817 札幌市北区北17条西8丁目)において開催されます.本秋季大会は,部会が中心となって提案したシンポジウムの集合体であり,すべての講演はシンポジウムに含まれますので,関連するシンポジウムでの発表をお願いします.


第39回秋季大会プレビュー


会期:平成19年9月13日(木)〜15日(土)
会場:北海道大学高等教育機能開発総合センター  


第39回秋季大会は,平成19年9月13日(木)から15日(土)までの3日間,北海道大学高等教育機能開発総合センター(〒060-0817 札幌市北区北17条西8丁目;写真1)を会場として開催されます。


北海道支部としては平成7年と平成13年に北海道大学工学部で第28回と第34回秋季大会を開催致しましたが,今回は高等教育機能開発総合センター(旧教養部)に会場を移しての大会です。 秋季大会は第36回大会より部会中心のシンポジウム制をとっており,今回も部会や分科会と他学・協会の共催シンポジウムやフラッシュ口頭発表を伴うポスターセッションなど,部会ごとに多彩なシンポジウムが企画されています。  


参加申込み,旅行・宿泊案内などは,化学工学会,化学工学誌8月号並びにホームページをご覧下さい。予約参加につきましては,近畿日本ツーリスト且D幌事業部のご協力で,クレジットカード決済と銀行振り込みによるお支払いが可能です。日程と講演プログラムの詳細は,本号に掲載されています。  多数の皆様のご参加をお待ちしております。  


本大会を開催する札幌市は,明治2年(1869年)の開拓使設置以来,北海道開拓の拠点として発展し続け,現在では人口185万人を超える全国5番目の都市に成長しています。北海道外からのアクセスは航空路の利用が一般的で,札幌の空の玄関口・新千歳空港は,仙台,東京(羽田・成田),名古屋,大阪(伊丹・関西),福岡をはじめ全国各地の空港と結ばれています。昨年の秋季大会が開催された福岡市同様,学会が開催される機会が多く,とくに今年は秋季大会とほぼ同時期に複数の学会が札幌市で開催されますので,ホテルの混雑が予想されます。お早目の参加および宿泊申込をお勧めいたします。  


会場の北海道大学は市の中心部に近く,構内まではJR札幌駅から徒歩5分ほどで到着しますが,主会場の高等教育機能開発総合センターまでは徒歩で25分ほどかかります。公共交通を利用される場合は,JR札幌駅で地下鉄南北線に乗換え2つ目の北18条駅で下車後,徒歩約10分です。なお,新千歳空港駅からJR札幌駅へは,日中15分間隔で運行されるJR北海道の快速「エア・ポート」で約36分,バスも運行されています。
秋季大会は,部会が中心となって提案したシンポジウムの集合体であり,講演は全てシンポジウム形式となっています。今回は39のシンポジウムで,1112件の講演研究発表が予定されています(展望講演65件,招待講演9件,受賞講演5件を含む)。シンポジウムのテーマは非常に広範囲にわたっており,他学・協会と共催となっているシンポジウムもあります。例年同様,最新の研究成果を発表議論するだけではなく,将来の化学工学を積極的に議論展望する充実した場となることが期待されます。


特別講演は,大会2日目の9月14日(金) 16:30から17:30までの予定で北海道大学クラーク会館(〒060- 0808 札幌市北区北8条西8丁目;写真2)講堂にて開催致します。本講演会では松田忠徳先生に

「日本人と温泉 なぜ,われわれは温泉にはいるのか」

と題するご講演をお願いしております。松田忠徳先生は,札幌国際大学観光学部教授,モンゴル国立大学文学部客員教授を勤めておられますが,旅行作家,翻訳家,モンゴル研究家としても著名な方です。専門は温泉文化論と観光文化論で,これまでに4,300湯を超す温泉に浸かって来られました。日本で初めての温泉学教授として話題となり,現在も日本で唯一人の存在であります。『温泉教授の温泉ゼミナール』(光文社新書),『温泉力』(集英社インターナショナル)等,100冊を超す著書,翻訳書を出されております。

特別講演会場のクラーク会館は,北海道大学構内の南端に位置し,主会場である高等教育機能開発総合センターからは,北大構内を南北に走る中央道路を真っ直ぐ南下した突き当たりで,徒歩約15分です。  


懇親会は大会2日目の特別講演後 18:30より,京王プラザホテル札幌,2階エミネンスホール(〒060-0005 札幌市中央区北5条西7丁目2-1 Tel: 011-271-0111) で開催いたします。特別講演会場のクラーク会館から更に真っ直ぐ南下,函館本線のガードをくぐると懇親会場の京王プラザホテル札幌へは,徒歩約5分で到着です。  
学会に参加された皆様の懇親の場,情報交換の場として,楽しい時間をご用意致します。  


本HP掲載の北大構内案内図や,北大ホームページに掲載されている地図をご覧になるとお分かりのように,主会場の高等教育機能開発総合センターと特別講演会場のクラーク会館とは直線の中央道路で結ばれており,沿道には観光スポットが点在しています。学会発表,議論に疲れたときのリフレッシュのため,初秋の風のなか,美しいキャンパスを散策してみてはいかがでしょうか。

クラーク博士像(写真3)のほか,北海道大学が新たな情報発信の場として市民にも開放している,北大交流プラザ「エルムの森」(写真4:1901年建設の旧昆虫学及養蚕学教室の建物で,札幌農学校が現キャンパスに移転したときに建てられた現存する最古の校舎,登録有形文化財),北海道大学総合博物館(写真5:1929年建設の旧理学部本館で日本建築学会が「残すべき建物」に指定)などがご覧になれます。総合博物館では,北大創立以来131年に亘る知の蓄積の歴史と現在の状況を,時間的・空間的な視点から一望できます。また,館内には,2004年9月の台風18号で倒れたポプラ並木のポプラを材料に作られた「ポプラのチェンバロ」が展示されており,週末には小さな演奏会が開催されることがあります。

一方,エルムの森では,北大に関する様々な情報をご覧になることができるほか,北大オリジナルグッズのクッキー「札幌農学校」,ハム・ソーセージ「永遠の幸」,日本酒「ポプラ並木」,梅酒「雪の天使たち」,雨龍研究林のミズナラの木を使用したクラフトグッズ,文具のほか,北海道大学出版会発行の書籍などを販売しています。
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