○車田研一(横浜国大),長嶺信輔(京都大) |
高分子やゲルはその分子レベルでのトポロジーに起因して低分子系では観られない様々な挙動や構造を示す.その複雑さはバルクおよび界面の両面に及び,本部会の基幹テーマとして今後とも精力的に取り組むべきフィールドである.ここで特に化学工学の観点からはそれらの複雑な挙動の制御と利用が重要であり,同時にそれを豊饒に発展させる基礎学問土壌が学会として不可欠であることは言を俟たない.本シンポジウムでは,個別の現象の面白さ⇒構造や物性の発現の予測的手法への挑戦⇒加工技術へのステップアップの研究の基本三段階を網羅的にカバーすべく広く成果発表を募る.