西山 覚(神戸大学)・外輪 健一郎(徳島大学)・近江靖則(広島大学) |
これまでの石油化学一辺倒ではなく,新たな炭素資源としてバイオマス資源の活用,新エネルギーとしての水素製造技術など新規な化学プロセス創成の機運が高まっています。さらにマイクロリアクターに見られるような新たな反応様式の開拓も進んでいます。この様な革新的な動きの中で,プロセス統合の核と期待される反応工学が果たす役割がますます重要となっています。反応システム,材料合成,反応場設計について,基板技術,設計,操作の研究発表を公募して,情報交換の場とし,新規で挑戦的なプロセスの創成に結びつく展開を図ることを目標とします。