森 秀樹(名古屋工業大学)・築城 利彦(TOAエンジニアリング)・松田 圭悟(山形大学) |
蒸留プロセスは,産業分野において最も多用される分離技術であり,そのさらなる高度化に期待が寄せられている。本シンポジウムでは,これまでの蒸留に関する技術・研究成果を背景にコンセプトとして,「インターナル」,「シミュレーション」,「エンジニアリング」,「基礎物性」,「省エネルギー」,「蒸留プロセス全般」を設定し,これらの観点から産学官の境界を越えた研究成果,技術的課題,これらに関する取組みについての発表の場を提供するとともに,参加者による議論を通じて,蒸留技術の今後の展望について検討したい。