寺坂 宏一(慶應義塾大学)・太田 光浩(室蘭工業大学) 安田 啓司(名古屋大学)・岩田 修一(名古屋工業大学) |
連続液相中への気泡、液滴および粒子の分散、あるいは連続気相中への液滴の分散挙動の解明は、ガス吸収器、バイオリアクター、マイクロリアクターをはじめとする装置設計や操作に非常に重要です。さらにマイクロバブルやエマルションなどの応用にも欠かせません。このような重要課題の解決には、相界面の挙動や各相の流動・熱物質移動解析、計測技術・実験手法の提案、CFDを駆使した推算技術が互いに融合しあい更なる進展が必要です。本シンポジウムでは、各種不均一分散系の研究者による活発な議論と情報交換を期待しています。なお、本シンポジウムで発表された講演を「化学工学シンポジウムシリーズ81」として刊行する予定です。