企画紹介

特別シンポジウム

クリーンエネルギー,ナノ・マイクロ制御 応用・普及・実装への展開

最新の注目テーマを、各界最前線でご活躍されている方からご説明いただき、議論します。
是非ご参加ください。

講演題目、講演者等は調整中のものを含みます。

再生可能エネルギー実装社会のフューチャーデザイン

システム・情報・シミュレーション部会
エネルギー部会
粒子・流体プロセス部会

開催日 9月9日(水)午後

オーガナイザー
東京農工大学 桜井 誠
神戸大学   大村直人

再生可能エネルギーには,地熱,太陽光,風力など様々なエネルギー源が考えられます。これらの再生可能エネルギーの利用をさらに促進できるような未来社会を適切にデザインしていくことは,再生可能エネルギーの蓄・利用プロセス技術に係る化学工学の研究者,技術者にとっても大きな課題です。未来社会のデザインを適切に進めていくためには,要素的プロセス技術の革新はもちろん重要ですが,それらを統合化して最適化していくという視点に基づき,様々な課題を多面的かつ俯瞰的にとらえることが必須です。そこで,本シンポジウムでは,再生可能エネルギー開発関連の要素技術の紹介ではなく,再生可能エネルギー実装に向けた政策,未来展望,研究開発投資の見通し,人材交流を含めた研究開発の実践例,地域の視点からの学側の取り組み,将来に向けた人材育成の構想,といった多様な観点からご講演頂きます。以上のような講演内容に基づき参加者の間で議論することで,再生可能エネルギーを実装する未来社会のデザインに向けて,これから化学工学が担うべき役割や課題等について考える機会としたいと考えております。産,官,学様々な立場からの皆様の積極的な議論へのご参加を期待します。

講演予定

日本の再生可能エネルギーに関する政策

経済産業省 北海道経済産業局 資源エネルギー環境部長  浦田秀行氏

再生可能エネルギーの社会実装に向けた研究開発投資の見通し

国立研究開発法人 新エネルギー産業技術総合開発機構 スマートコミュニティ部
統括研究員 プロジェクトマネージャー  中岩 勝氏

再生可能エネルギーの社会実装に向けた実践的取り組み

国立研究開発法人産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所 所長  大和田野芳郎氏

再生可能エネルギーの社会実装に向けたエネルギーキャリアの安全性評価

横浜国立大学 安心・安全の科学研究教育センター センター長  三宅淳巳氏

再生可能エネルギーの社会実装に向けた機能強化

イノベーションを支える戦略的基盤の強化

文部科学省 科学技術・学術政策局 研究開発基盤課長  渡辺その子氏

人材育成とイノベーションハブ構想

神戸大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 教授  大村直人氏

ナノマイクロ熱現象解明による熱利用強化の最前線

熱工学部会
エネルギー部会
粒子流体プロセス部会

開催日 9月10日(木)午後

オーガナイザー
神戸大学   鈴木 洋
名古屋大学  窪田光宏
東京工業大学 大川原真一

化学工業において熱現象を解明し,これを高度制御する技術は,新規材料の創成やプラントの緻密な省エネルギー化等の熱利用強化に関連し,非常に重要な課題です。この革新的な熱利用強化を行う上で,ナノスケール,マイクロスケールにおける熱現象の理解が重要視されつつあります。近年熱に関連する学際分野ではナノ・マイクロ熱流体挙動測定技術の進展に基づく,微視的領域のフォノン輸送の学理およびその応用工学,ナノ空間微細相変化現象およびその応用技術,マイクロ波微細熱加熱応用技術等,新たな熱移動現象論に基づく化学工学的技術が構築されつつあります。特に化学工業界では,未利用熱利用に関連して,熱の供給・需要の時空間をマネージングする技術に注目が集まっていますが,その実現のためには,熱の需給ニーズの正確な把握と既往熱利用技術のブラッシュアップに加え,工学的観点においてかかる熱現象に関する概念を螺合的に見直し,応用展開を図っていくことが急務となっています。
 本シンポジウムでは,ナノマイクロスケールの熱現象解明によって,スパイラルアップ的な熱利用強化を行う最前線の研究に取り組む化学工学・機械工学および応用物理学の研究者・技術者に招待講演をお願いし,熱利用強化の将来像を探ります。

講演予定

ナノスケールにおける熱エネルギーの輸送と変換

東京大学大学院 塩見淳一郎氏

有機-無機ハイブリッドナノポーラス構造による熱電変換の高効率化

九州工業大学 宮崎康次氏

ナノ・マイクロ熱流動計測の学際的展開

慶應義塾大学 佐藤洋平氏

シリンダ型細孔構造をもつメソポーラスシリカの細孔内部と周囲におけるエリスリトールの結晶化と融解の挙動

東京大学大学院 大宮司啓文氏

マイクロ波を用いたバイオマス・糖の加熱

産業技術総合研究所 加我晴生氏

次世代自動車の熱マネジメントに関する課題と研究開発

(株)豊田中央研究所 志満津孝氏

世界をリードする日本の水素技術・燃料電池自動車〜研究開発最前線と化学工学の貢献〜

材料・界面部会
反応工学部会
エネルギー部会

開催日 9月9日(水)〜10日(木)

オーガナイザー
東京工業大学 山口猛央
岐阜大学   上宮成之
京都大学   井上 元

燃料電池自動車の販売が開始されました。しかしながら水素ステーションの数も限られ,限定的な販売となっています。燃料電池自動車の普及には,電池の信頼性,低コスト化と,さらに水素ステーションの普及も課題となります。電池の高性能化・高耐久化の課題,水素製造・貯蔵・輸送技術の課題,ステーション側と電池側双方からの水素純度の課題など,全体を俯瞰して,技術全体のボトルネックを解決しなければ普及は進みません。また,水素と燃料電池の研究者は分かれており,双方の課題を理解する機会は少ないのが現状です。燃料電池だけを考えても,膜,触媒,電気化学反応,物質移動,伝熱など,多くの学会に専門家が散らばっています。本シンポジウムでは,水素技術,燃料電池技術の両方の分野で,それぞれの分野の最先端で開発または研究している企業・研究室に発表をお願いし,水素・燃料電池自動車技術全体の課題と新しい考え方を理解するとともに,将来の水素化社会も見据えた新しい技術課題,斬新な解決策を考える機会とします。
 発表は招待講演,依頼講演で構成し,水素製造・貯蔵・輸送,エネルギーキャリア,燃料電池システム,燃料電池材料,未来の燃料電池に関して,それぞれ世界の第一線で活躍する産官学の研究者・技術者に発表して頂き,深く広く議論します。

講演予定

水素キャリア利用のための膜技術

宇都宮大学大学院工学研究科 伊藤直次氏

パラジウム膜分離を伴う水素製造

岐阜大学工学部 上宮成之氏

水素製造と利用の技術の現状と今後

早稲田大学先進理工学部 関根 泰氏

水素ステーション普及に向けた取組み

(一社)日本ガス協会 技術開発部 燃料電池・水素グループ 西井 匠氏

水素製造技術と水素ステーションへの展開について

三菱化工機(株) プラント事業本部 水素ステーション部 山崎明良氏

内閣府における戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)におけるエネルギーキャリア課題の取組

内閣府・総合科学技術・イノベーション会議事務局 中島英彰氏

神戸製鋼所における水素社会に向けた研究開発

(株)神戸製鋼所 技術開発本部 機械研究所 化学環境研究室 藤澤彰利氏

水素社会実現に向けたJXの取り組み

JX日鉱日石エネルギー(株)中央技術研究所 水素基盤研究所 有機ハイドライドグループ
秋本 淳氏

固体高分子形燃料電池アノードにおけるCOの吸着挙動

(一財)日本自動車研究所 松田佳之氏、清水貴弘氏、橋正好行氏

水素エネルギー需給の見通しの検討と課題

みずほ情報総研(株) サイエンスソリューション部 米田雅一氏

軟x線を用いた燃料電池水分のin-situ可視化

東京工業大学大学院理工学研究科 機械制御システム専攻 平井秀一郎氏

PEFC多孔質部材の構造特性評価と物質輸送性能向上に関する考察

京都大学大学院工学研究科化学工学専攻 井上 元氏

粒子凝集および急速乾燥が構造と細孔に及ぼす影響の検討

(株)豊田中央研究所 棟方稔久氏

燃料電池電極スラリーのレオロジー評価と塗布操作

神戸大学 菰田悦之氏

有機ハイドライドを用いた水素の大量貯蔵輸送技術

千代田化工建設(株) 蛙石健一氏

シリカ膜及び膜反応器による水素製造

工学院大学先進工学部 中尾真一氏

エネルギーキャリアとしてのアンモニアの利用

京都大学大学院工学研究科 江口浩一氏

太陽光水素製造を目指した可視光応答型光触媒の開発

京都大学大学院工学研究科 阿部 竜氏

新型FCV用燃料電池スタックの開発

トヨタ自動車(株)FC技術・開発部 FC機能設計室 水野誠司氏

固体高分子形燃料電池セル・スタック設計に向けた解析技術

みずほ情報総研(株) サイエンスソリューション部 米田雅一氏

高活性・高耐久性白金コアシェル触媒開発

同志社大学理工学部 稲葉 稔氏、大門英夫氏

白金合金中空ナノカプセルを用いた次世代燃料電池カーボンフリー触媒層の開発

(公財)神奈川科学技術アカデミー・東京工業大学資源化学研究所 黒木秀記氏、山口猛央氏

PEFCカソード用カーボンアロイ触媒の開発

群馬大学大学院理工学府 石井孝文氏

貴金属フリー液体燃料電池の開発

ダイハツ工業(株)開発部 山口 進氏、加藤豪士氏、朝澤浩一郎氏、
猪谷秀幸氏、坂本友和氏、田中裕久氏

次世代燃料電池に貢献する新型電解質膜への挑戦

山梨大学クリーンエネルギー研究センター 宮武健治氏

燃料電池用高分子電解質材料における高次構造

上智大学物質生命理工学科 陸川政弘氏

全固体型アルカリ燃料電池の材料システム設計

1.東京工業大学資源化学研究所、2.科学技術振興機構 山口猛央氏(1,2)、宮西将史氏(1,2)

ナノフルイド技術とその応用

超臨界流体部会
基礎物性部会
材料・界面部会

開催日 9月10日(木)

オーガナイザー
産業技術総合研究所 古屋 武
東北大学 鈴木 明
日本大学 保科貴亮
東京大学 辻 佳子

最近注目を集めているウェアラブル端末,プリンテッドエレクトロニクス,3Dプリンティングデバイスなどの新規加工技術を産業技術基盤としていく上では,これらの加工技術とナノ粒子合成や高濃度分散といったナノフルイド材料技術の情報を共有し,融合しながら同時に開発を進めていく必要があります。
このシンポジウムでは,超臨界流体技術を含めた幅広いナノフルイド合成技術,その物性評価・推算・制御技術,これらの技術に基づく構造形成技術の確立や,新規デバイス加工技術への展開について,産学官で多角的な議論を行います。本シンポジウムでは産学官各界から著名な研究者・技術者を招待・依頼講演者として招請し,1 日をかけて基礎から応用までの幅広い内容を議論します。
 本シンポジウムにより,新たな革新的技術分野として期待されるナノフルイド技術の最新の状況を理解するとともに,今後,産学官で早急に取り組むべき技術課題を明らかにします。

講演予定

超濃厚Nano Fluidsとその応用展開
―超高濃度ナノフルイド、プリンテドエレクトロニクス3Dプリンティング―

東北大WPI 阿尻雅文氏

低温から高温まで焼結できる濃厚銅ナノフルイドペースト

北海道大学大学院 米澤 徹氏

透明導電性酸化物ナノインク調製

東北大学多元物質科学研究所 村松淳司氏、蟹江澄志氏

機能性素材産業政策の方向性

経済産業省製造産業局 甲村長利氏

ナノ粒子界面設計と分散挙動の評価と制御

東京農工大学 神谷秀博氏

産総研におけるナノ材料研究

産業技術総合研究所 村山宣光氏

高精度粘度測定可能なレオメータの測定機構とその解析事例

アサヒグループホールディングス(株) 川村公人氏

膜厚変化を利用した粒子分散液塗布膜乾燥過程の解析

神戸大学大学院 菰田悦之氏

Roll-to-roll塗布乾燥技術とナノフルイド

富士フイルム(株) 片桐良伸氏

化粧品製剤における微粒子粉体分散系の評価および制御

(株)資生堂 那須昭夫氏

ナノワイヤの合成とフレキシブル・デバイスへの応用

大阪大学産業科学研究所 菅沼克昭氏

リチウムイオン電池負極材の開発動向と性能向上 ーナノテクノロジーとの関連についてー

日立化成(株) 西田達也氏

リチウムイオン電池における電極構造の影響

日産自動車(株) 伊藤 仁氏




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