大竹勝人(東京理科大)・金久保光央(産総研)・波多野亮(住友化学) |
化学工学は、現在の産業の基盤を支える重要な学問分野であり、環境・エネルギー・ナノテクノロジーなど広範囲にわたっている。基礎物性研究はそのさらに基盤ともいうべき重要な位置を占めており、信頼性の高い測定値の蓄積や高精度な推算・シミュレーション技術への要求が益々大きくなっている。本シンポジウムは、化学産業全般にわたる物性の報告、測定法や推算・シミュレーション手法の開発や問題点の指摘、実プロセスへの応用事例などを基に、物性研究の方向性を議論する場としたい。