小野 努(岡山大)・牧 泰輔(京都大) |
マイクロ化学技術は、個々の反応や分離に"Favorable"な環境を提供するツールとして多くの研究が進められ、産業での導入事例も見られるようになってきました。近年では、極めて迅速な操作が可能なマイクロ空間の特徴を生かすべく、混合、熱交換、反応、分離など一連の操作を行う機能集積型のデバイスも開発されつつあります。本シンポジウムでは、最新のマイクロ空間における化学反応やその特徴を活かした応用技術、デバイス開発、プロセスの解析に関する講演を募集します。また、講演を通して、マイクロ化学プロセス技術の将来展望についてディスカッションを行います。