お知らせ
化学工学会姫路大会2019は200名以上の方にご参加いただき、盛会のうちに終えることができました。ご協力いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。優秀研究発表賞および優秀ポスター章の受章者は以下の通りです。受賞された学生の方には、表彰状をお贈りさせていただきます。
優秀研究発表賞
A210 | Trapdoor吸着能を有するゼオライトの固相転換合成 (関西大環都工) (学)○宮川 紗奈・(正)田中 俊輔 |
B206 | 未利用竹資源を原料としたXanthophyllomyces dendrorhousによる効率的アスタキサンチン生産 (京工繊大院) (学)○津田 哲昌・ (正)堀内 淳一・ (正)熊田 陽一 |
B215 | 大気圧プラズマ処理カーボンナノチューブを電極に用いた亜鉛空気電池に関する研究 (京大工) (学)○謝 豪霆・ (正)佐野 紀彰・ (正)中川 究也・ (京大) (正)鈴木 哲夫 |
C206 | シワ構造を持つポリジメチルシロキサン(PDMS)微粒子の生産と形状特性評価 (神戸大院工) (学)○平松 優貴・ (正)鈴木 航祐・ (正)堀江 孝史・ (正)菰田 悦之・ (正)大村 直人 |
D206 | X線CT画像を連携したO/Wエマルションのフィルター透過シミュレーション: フィルター構造の影響 (広大院工) ○上田 真幹・ Rozy Mohammad Irwan Fatkhur・ (正)深澤 智典・ (正)石神 徹・ (正)福井 国博 |
E207 | 電気化学反応による水素とアセトアルデヒドの同時製造プロセスの開発 (京大工) (学)○名村 啓佑・ (学)綿野 夢大・ (正)河瀬 元明 |
優秀ポスター賞
P109 | 微細藻類からバイオ燃料を生産するための細胞破砕と濃縮技術 (兵庫県大) (学)○中筋 智樹・ (正)伊藤 和宏・ (正)田口 翔悟・ (正)山本 拓司・ (正)前田 光治 |
P118 | 宇宙居住用水浄化装置の開発を目指したマランゴニ効果による単一液滴移動の数値解析 (阪大院基工) (学)○廣川 雄也・ (正)関本 敦・ (正)岡野 泰則 |
P135 | サツマイモの等温調理過程におけるマルトース生成予測モデルの構築 (京大院農) (学)○坂本 修・ 小林 敬・ (京大院工) (正)中川 究也 |
P151 | エポキシ樹脂ブレンドの剥離強さと成形性 (兵庫県大) ○中野 晋也・ 西脇 隆太・ (共)松田 聡・ (共)岸 肇 |
大会概要
日本の生産技術を支えてきた化学工学は,人口減少に伴い,その技術者の減少も顕在化してきている.化学工学の新しい役割として環境・エネルギー資源分野での発展が期待されていますが,持続可能な開発目標を設定する上で,これまでに蓄積された化学工学の優れた基礎研究や基盤技術の継承も重要になってきています.そして,将来の日本社会では,日常的に外国人とともに協力し合う日本の産業構造がイメージできます.姫路には世界遺産の姫路城があり海外からの観光客も日常的に多く,一方では,さまざまな工業製品の生産拠点でもあります.化学工学会関西支部播磨産業懇話会は,化学工学会の企業のみならず電気,機械関連を含めた播磨地域の中小の企業にも支えられ,毎年行われる播磨産業フォーラムも38回目になります.化学工学会姫路大会2019では,「バイオ新素材を生み出す技術」のテーマで,第38回播磨産業フォーラムの企画に合わせて,企業との学生・留学生国際交流シンポジウム,環境エネルギー資源シンポジウムも企画します.また,基盤研究の持続的発展を目指した一般講演を多く募集し,学生賞の表彰で若い芽の育成を企画します.
この地域の発展と日本の産業社会における化学工学の役割がますます進展いたしますこと心から期待しています.
日 程:2019年12月16日(月)〜17日(火)
会 場:じばさんびる
主 催:化学工学会関西支部
共 催:播磨産業懇話会、化学工学会中国・四国支部、
協 賛:粉体工学会、日本機械学会関西支部,近畿化学協会,
日本接着学会関西支部
後 援:姫路商工会議所,姫路市コンベンションビューロー
兵庫県立大学
講演申込期間:2019年7月1日〜
要旨原稿受付:2019年10月1日〜
11月15日まで延長しました
事前参加申込:2019年11月29日まで
懇親会
日 時:12月16日(月)18時〜20時(予定)会 場:ホテル日航姫路
学会会場
じばさんびる姫路駅南口を出て徒歩1分