概要

本部企画・部会横断型シンポジウムをご紹介します。

HQ-21
【戦略企画センター】
エネルギー技術から考える社会の将来展望:
Energy Technology Roadmaps of Japan
出版記念シンポジウム

次世代エネルギー社会検討委員会より“Energy Technology Roadmaps of Japan: Future Energy Systems Based on Feasible Technologies Beyond 2030”を出版しました。本書は化学工学を基礎とした日本の2030年以後を見据えたエネルギー技術ロードマップです。この出版を記念し、本書に関わったエネルギー技術に関するロードマップを発表し、エネルギー技術と社会の将来を展望します。


HQ-22
【男女共同参画委員会】
女性技術者ネットワーク

男女共同参画委員会は、女性技術者、女性研究者が少ない化学工学分野で、地道に女性研究者同士で知り合いを増やしつつ、お互いの貴重な経験や悩みを共有することで、参加者同士の情報交換ネットワークを作る目的で、当該講演会を開催します。


HQ-23
若手研究者が考える未来の化学工学研究
(ポスター)

化学工学を取り巻く環境は、様々な観点から大きく変化しつつあります。それは産業・学術的なことのみならず、研究者と学会との関わり方ということをも含むかもしれません.手法の学問である化学工学が貢献できる対象分野は益々広がると考えて間違い無いと思いますが、化学工学に新しい考え方をフィードバックすることも忘れるべきではありません。様々な分野における先進的な学術アプローチを横断的に俯瞰し、未来の化学工学研究を更なる高みへと発展させる糸口をつかめないでしょうか。本シンポジウムでは全国で活躍する若手化学工学研究者が参集し、主観的な意見交換を通じて未来のホットトピックスを探ります。



ST-11
バイオマスの生物・熱化学的変換技術開発の新展開

昨年に引き続き、バイオマスの生物化学的変換ならびに熱化学的変換によるエネルギー・マテリアル生産についての話題と議論の場を提供します。本年も、ガス化、バイオエタノール、バイオディーゼル、メタン発酵などのバイオマスエネルギー、バイオプラスチックや堆肥、飼料などのバイオマテリアル利用の技術開発の新たな知見を幅広く議論し、その融合についても検討を行いたく思っています。多くの参加をお願いします。


ST-12
電池・電気化学エネルギー変換とその未来
〜創る・造る・活かす 化学工学の貢献〜
(口頭発表部門)

高効率エネルギー利用の観点から、二次電池、太陽電池、燃料電池、次世代エネルギー変換技術は益々重要で、またICT,IOT,ウェアラブルデバイスを活用した次世代スマート社会においても、電池はキーテクノロジーです。本シンポジウムでは、その関連技術に関する講演を広く募集し、化学工学の貢献や可能性に関しても議論します。さらに、生産現場や実装システムなどの産業界からの課題ニーズにもとづき、総合討議を実施します。


ST-13
電池・電気化学エネルギー変換とその未来
〜創る・造る・活かす 化学工学の貢献〜
(ポスター発表部門)

高効率エネルギー利用の観点から、二次電池、太陽電池、燃料電池、次世代エネルギー変換技術は益々重要で、またICT,IOT,ウェアラブルデバイスを活用した次世代スマート社会においても、電池はキーテクノロジーです。本シンポジウムでは、その関連技術に関する講演を広く募集し、化学工学の貢献や可能性に関しても議論します。さらに、生産現場や実装システムなどの産業界からの課題ニーズにもとづき、総合討議を実施します。ポスター発表部門では、学生と若手研究者向けのポスター賞選考があります。


ST-14
亜臨界・超臨界流体に関する基礎物性研究の新展開

超臨界流体部会と基礎物性部会の共催シンポジウムです。亜臨界・超臨界流体を中心とした高圧流体の基礎物性に関する理論、測定、シミュレーション、各種の計算手法、相平衡・溶解度、純物質の物性値など、最新の研究成果を元に、活発に議論することを目的とします。なお、学生の優秀な発表には賞を授与します。


ST-15
水処理における分離技術の新展開

上水処理や下水、排水処理において、膜分離、固液分離、蒸留、吸着、イオン交換といった分離技術はキーテクノロジーとなっています。近年、生活様式や商業、工業の高度化により、水の需要が急増しており、高度処理による清浄な水の獲得や水の段階的利用が要求されるようになりました。これに伴い、キーテクノロジーである分離技術の省エネ化、新開発も進められています。本シンポジウムは、水処理における分離技術の新たな理論、手法、装置・材料の発表・討論を通じ、同技術の発展に資することを目的とします。


ST-16
プラズマプロセッシングの新展開

プラズマプロセッシングは環境問題の解決のための先端基盤技術のひとつとして注目されており,材料合成の分野ではプラズマによるナノ粒子合成シス テムの研究,機能性薄膜の作製,表面処理などの幅広い分野に応用されています。本シンポジウムでは,プラズマプロセッシングの基礎と応用に関する 討論をもとに,化学工学における新たな展開を探ります。


ST-17
CVD・ドライプロセス―構造・機能制御の反応工学―

CVDをはじめとするドライプロセスは,エレクトロニクス,太陽電池,MEMS,機能性コーティング等の分野において,基幹技術となっています。本シンポジウムでは,CVDと類縁技術を利用した薄膜形成,微粒子合成,微細加工における製品の構造と機能を制御するために,反応メカニズムの理解による論理的な最適化を目指し議論することを目的とします。なお,優秀な発表をされた若手研究者には,CVD反応分科会奨励賞を贈呈します。


ST-18
パリ協定と気候変動対策

気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で、パリ協定が合意されました。地球温暖化問題解決の要請に応えるためは、時間、空間の範囲を幅広くとらえ、気候システム、エネルギー、土地利用等の要素をどうシステムとしてとらえるかが問題となります。多様な要因を考慮し現実的解決法を示すのは従来から化学工学のミッションであり、その視点は今後の化学工学の方向性を探る上で引き続き重要です。そこで、「地球環境と国際政治」、「気候システムモデリング」、「温室効果ガス削減方策(緩和策)」、「気候変動後の環境への対応(適応策)」、「気候を人為的に改変する気候工学」、「化学工学によるイノベーションの促進」などの専門家の招待講演を中心に構成しました。



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