特別シンポジウム

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特別シンポジウム(SP-1~SP-4)のご紹介

SP-1 2050年 カーボンニュートラルへの道 [ライブ配信併用]

3月17日()[会期前日] 13:00~17:10 A会場 (プログラム)

主催
地域連携カーボンニュートラル推進委員会
戦略推進センター CCUS検討委員会
共催
戦略推進センター SDGs検討委員会
触媒学会
協賛
後援
オーガナイザー
甘蔗 寂樹(東京大学)
久保田 伸彦((株)IHI)
古山 通久(信州大学)
辻 佳子(東京大学)
中垣 隆雄(早稲田大学)
福島 康裕(東北大学)
藤井 実(国立環境研究所)
山田 秀尚(金沢大学)
 カーボンニュートラルの達成のためには、どんな社会にすべきかを検討・設計し、必要なプロセスを想定し、適切な要素技術を求めていく必要があります。化学工学会では地域産業および地域コミュニティとの連携強化により具体的なケーススタディ、カーボンニュートラルに必要な技術や学問体系の展開・深化の検討を進めております。
 2020年3月以降、年会、秋季大会ごとに開催しております本シンポジウムですが、今回も、エネルギー・環境イノベーションとその社会実装について、会期前日の3月17日(日)午後、招待講演、依頼講演、パネルディスカッションを実施いたします。今回は、カーボンニュートラル推進における日本の位置づけを念頭において、地域の特徴に鑑みたグランドデザインの考え方について議論していきたいと思います。
 なお、会期中、各講演に対する双方向のコメントのやりとりも可能です。参加費無料の一般公開シンポジウムとなりますので、化学工学が挑む未来社会について多くのみなさまとともに語り、この活動を通じて学会全体の分野融合研究の推進と学術の発展に貢献することを期待しています。
※一般公開企画(SP-1, HC-11)のみに参加される方は、無料で聴講いただけます。こちらから申し込みください。
プログラム
趣旨説明
[招待講演] カーボンニュートラル実現に向けた我が国におけるCO2マネージメントのあり方
((株)三菱総合研究所)  圓井 道也氏
[依頼講演] 農林業を強化するバイオマス資源の活用
(東京大学)  菊池 康紀氏・ 兼松 祐一郎氏・ 小原 聡氏
[招待講演] 廃棄物処理・資源循環分野からみたカーボンニュートラルへのアプローチ
(早稲田大学)  小野田 弘士氏
パネルディスカッション
ファシリテーター: (東北大学) 福島 康裕氏
パネリスト: ご講演者・(信州大学) 古山 通久氏
閉会挨拶
(化学工学会地域連携CN推進委員長/東京大学) 辻 佳子氏
SP-3 化学工学分野におけるスタートアップの可能性 [ライブ配信併用]

3月19日(火) 13:00~17:00 T会場 (プログラム)

オーガナイザー
西山 憲和(大阪大学)
所 千晴(早稲田大学/東京大学)
北川 尚美(東北大学)
後藤 雅宏(九州大学)
松田 圭悟(名古屋大学/Ternary Systems LLC)
古山 通久((株)X-Scientia/ヴェルヌクリスタル(株)/
(株)マテリアルイノベーションつくば/信州大学)
 持続的な経済成長の推進役として、スタートアップに掛かる期待は大きい。政府は2022年を「スタートアップ創出元年」と位置付け、年末までに5か年計画をまとめ、イノベーションの鍵となるスタートアップを5年で10倍に増やすと宣言しました。岸田総理は7月には、長野県軽井沢町で行われた経団連の会合で講演し、起業や新たな事業の立ち上げ、いわゆる「スタートアップ」への支援を強化するため、新たに「スタートアップ担当大臣」を任命する考えを表明しました。
 このような中、IT技術を活用するテック系スタートアップだけでなく、社会の根深い課題を先端的な技術で解決するディープテックスタートアップに対する期待が高まっています。通常のスタートアップは数か月の開発サイクルで数年での上市、5年程度でのIPOやM&Aでのエグジットを目指します。これに対してディープテックスタートアップは、製品上市まで長期間が必要となり、開発に必要な資本も一桁以上大きく、研究開発人材と経営人材のミスマッチ、研究開発人材と出資者とのディスコミュニケーション、など様々な課題に直面します。
 ディープテックのシーズをもつアカデミアの人材の集まる場である化学工学会の立場から、スタートアップを創出し、社会を変えていく可能性について議論すべく本シンポジウムを企画いたしました。
プログラム
企画趣旨および経緯とディープテックスタートアップをとりまく環境
(信州大学)  古山 通久氏
[招待講演] ディープテックスタートアップにおける海外展開と支援事例
(Plug and Play Japan(株))  大久保 迅太氏
[招待講演] Planet Savers社の立ち上げとDirect Air Captureへの挑戦
(東京大学/Planet Savers(株))  伊與木 健太氏
[招待講演] カーボン新素材による電池革新
(東北大学/(株)3DC)  西原 洋知氏
[招待講演] 技術シーズの産業化に向けて~大学発ベンチャーの立ち上げおよび企業内における研究事業化の支援に特化した取り組み~
(東北大学/(株)CoA Nexus)  岡 弘樹氏
[招待講演] ペロブスカイト太陽電池の社会実装への取り組み ~エネコートテクノロジーズの挑戦~
((株)エネコートテクノロジーズ)  堀内 保氏
[招待講演] 放射冷却素材の開発とその社会実装-大企業発スピンアウト型スタートアップという挑戦-
(SPACECOOL(株))  末光 真大氏
総合討論・ネットワーキング
SP-4 SDGs達成に向けた札幌宣言の実行-Efficency+Sufficiencyへの取り組み- [ライブ配信併用]

3月20日(水) 13:00~17:00 S会場 (プログラム)

主催
戦略推進センター SDGs検討委員会
共催
産学官連携センター
地域連携カーボンニュートラル推進委員会
男女共同参画委員会
協賛
日本化学工業協会
新化学技術推進協会
後援
日本学術会議
オーガナイザー
山本 光夫(東京大学)
花田 汐理(三井化学(株))
天沢 逸里(東京大学)
木村 雅晴(住友化学(株))
大神田 貴治(富士電機(株))
 化学工学会は、2019年9月APCChE2019において『国連持続可能な開発目標(SDGs)に関する宣言-人々の「健康、安心、幸福」のための化学工学-』と題する札幌宣言を発表しました。SDGsを共有ビジョンとし、化学工学者が、化学工学と関連する技術の進歩を通して、人々のウェルビーイングの推進へ貢献することを第一の目的としています。
 この札幌宣言の実現に向けて、これまでの秋季大会や年会において「多様な分野の協働で実現するサーキュラーエコノミー」「安全な水への化学工学の貢献」,そして「多様な人材が活躍する未来の化学工場」といった宣言に含まれる内容に関連したテーマでシンポジウムを開催し、全員参加型のグループ討議も行い、学会内外の方々と議論を深めてきました。更に第88年会では、「ありたい未来社会のための化学工学」との内容で、SDGs検討委員会のメンバーで取り組んだ成果について報告し、産学官連携の議論を進めました。
 今回の年会シンポジウムでは、Efficiency+Sufficiencyの取り組みを進める研究者・専門家からのご講演とともに、SDGs検討委員会によるEficiency+Sufficencyの推進に向けて重ねてきた議論の成果を報告し、札幌宣言の具現化に向けた実際の取り組みを加速させるべく、議論を更に深めていくことを目的とします。
プログラム
開会挨拶
(東京大学)  山本 光夫氏
[招待講演] SDGsやCN(カーボンニュートラル)のアプローチに関する考察
(エネルギー総合工学研究所)  国吉 浩氏
[招待講演] 商船三井 環境への取り組み ~将来世代へ繋ぐブルーカーボン~
((株)商船三井)  香田 和良氏
[依頼講演] 札幌宣言の実現のために~ひとりひとりに求められることとは~
(三井化学(株))  花田 汐理氏
グループ討議
サマリー
ミキサー

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