SP-3. [特別シンポジウム] 化学工学分野におけるスタートアップの可能性<公募なし>

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オーガナイザー: 西山 憲和(大阪大学)所 千晴(早稲田大学/東京大学)北川 尚美(東北大学)後藤 雅宏(九州大学)松田 圭悟(名古屋大学/Ternary Systems LLC)古山 通久((株)X-Scientia/ヴェルヌクリスタル(株)/(株)マテリアルイノベーションつくば/信州大学)

持続的な経済成長の推進役として、スタートアップに掛かる期待は大きい。政府は2022年を「スタートアップ創出元年」と位置付け、年末までに5か年計画をまとめ、イノベーションの鍵となるスタートアップを5年で10倍に増やすと宣言しました。岸田総理は7月には、長野県軽井沢町で行われた経団連の会合で講演し、起業や新たな事業の立ち上げ、いわゆる「スタートアップ」への支援を強化するため、新たに「スタートアップ担当大臣」を任命する考えを表明しました。

このような中、IT技術を活用するテック系スタートアップだけでなく、社会の根深い課題を先端的な技術で解決するディープテックスタートアップに対する期待が高まっています。通常のスタートアップは数か月の開発サイクルで数年での上市、5年程度でのIPOやM&Aでのエグジットを目指します。これに対してディープテックスタートアップは、製品上市まで長期間が必要となり、開発に必要な資本も一桁以上大きく、研究開発人材と経営人材のミスマッチ、研究開発人材と出資者とのディスコミュニケーション、など様々な課題に直面します。

ディープテックのシーズをもつアカデミアの人材の集まる場である化学工学会の立場から、スタートアップを創出し、社会を変えていく可能性について議論すべく本シンポジウムを企画いたしました。

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化学工学会 第89年会 (堺)

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