学会のセッションの細分化は詳細な議論には有効ですが、多数のセッションが同時に走り、専門の近い聴衆が集まるため、全体を大きく変えるような議論を困難にしています。
多数の要素を組み合わせた全体システムの設計・提案は、化学工学こそがすべきものであり、第49回秋季大会から本シンポジウムが企画され、今回で三回目になります。
今回は「未来の化学工学」へむけて議論します。
多数の部会からの参加と議論を歓迎します。
デジタル変革で実現する未来工場
9月18日(火)大会一日目
AA会場(稲盛会館2Fホール) 10:00〜12:00
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オーガナイザー | |
山下 善之 | 東京農工大学 化学工学会 AI・IoT委員会 委員長 |
鷲見 泰弘 | (株)カネカ 化学工学会 AI・IoT委員会 副委員長 |
大村 直人 | 神戸大学 化学工学会 SIS部会 部会長 |
AI・IoTの急速な進展に伴い,化学プラントの設計・運転・監視・保守への活用もすでに始まっている.本シンポジウムでは,オペレーションの安定性向上,生産性向上,効率化,安全性の確保を実現するスマート化の先進的な取り組みやビジョンを共有し,未来工場に向けたこれからの取り組みについて議論します.