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化学工学会第87年会(神戸)

Last modified: 2022-03-04 12:00:00

講演プログラム(セッション別) : CS-2

CS-2,SS-6のプログラムが一部変更されました。
講演要旨を公開しました(3/2)。講演番号をクリックしてください。
(参加登録者[第一期・第二期]およびご招待者にメールでお知らせしたID/PWが必要です。第三期参加登録の方は事前閲覧できません。)
講演プログラム一覧表で黄色背景のセッションが双方向ライブ配信利用予定ですが、今後の情勢により変更になる可能性もあります。HQ-21がオンライン実施に変更されました(3/3)。

CS-2 循環型社会実現のための結合・分解の精密制御に向けた動静脈分野連携・融合の促進

オーガナイザー:所 千晴(早稲田大学/東京大学)宮下 哲(東京大学/JST)眞子 隆志(JST)

材料や製品の新機能や利便性を追求する一方、プラスチックなどの汎用品の廃棄に伴う環境負荷への影響、炭素繊維強化プラスチックなどの先端材料の廃棄物問題への懸念が高まっている。従来の大量生産・大量消費・大量廃棄型社会から脱却し、持続可能な循環型社会の実現へ向け、材料の使用時から使用後の流れを意識した材料開発が求められている。2021年3月にJST-CRDSが発行した戦略プロポーザルにおいては、上記の研究開発を行う上で、材料科学、化学、物理学、計算科学、データ科学、プロセス工学、リサイクル工学、分離工学といった異なる学術的背景と研究動機を持つ動脈(材料創製)・静脈(分離・分解・リサイクル)分野の研究者が、「結合・分解の精密制御」を共通目的に連携・融合した研究体制を構築することが重要であることが指摘されている。また、同時期に文部科学省から発表された戦略目標では、結合・分解の精密制御を達成し、安定性と分解性の自在制御を可能にするサステイナブル材料を開発することを目的に掲げている。翌4月には当該戦略目標下に設定されたJST戦略的創造研究推進事業CRESTおよびさきがけが発足し、10月より具体的な研究開発が開始されている。さらに、内閣府マテリアル革新力強化戦略においても、バックキャスト型研究で取り組むべき技術領域例の一つとして「マテリアルの高度循環のための基盤技術」が挙げられている。このように循環型社会実現のための結合・分解の精密制御に向けて国として大きく舵をきり始めているなか、動脈分野と静脈分野の研究者間の交流は鼻緒についたばかりである。そこで本シンポジウムでは、動脈分野と静脈分野のより緊密な連携・融合研究を促進することを目的に、関係する研究者が一堂に会し、互いの最新技術動向の紹介・意見交換を行う。

(3/4) B314とB315の講演順が逆になりました。
B315が13:10-13:40、B314が13:40-14:10となります。
一般公開企画(SP-1,SS-3,CS-2,HC-11,HC-12,HQ-21)のみをオンラインで(但しSP-1のみオンサイトも可)聴講される方は無料でご参加いただけます(要申込)。詳細はこちら

B 会場 ・ 第 3 日

講演
時刻
講演
番号
講演題目/発表者キーワード分類
番号
受理
番号
B 会場(2階 C201)第 3 日(3月18日(金))
(13:00~15:30) (座長 所 千晴眞子 隆志)
13:0013:10B313はじめに
(東大/JST-CRDS) 宮下 哲
the purpose of the symposium
CRDS strategic proposal
domestic research trends
CS-2378
13:4014:10B314[展望講演] 材料特性解析に基づく高分子材料の環境劣化過程の評価
(九大K-NETs) ○高原 淳梶原 朋子
Environmental Degradation
Microplastics
CS-2346
13:1013:40B315[展望講演] 高性能な生分解性バイオマスプラスチックの創製と環境生分解
(東大院農) 岩田 忠久
Biodegradable Plastics
Biomass Plastics
Marine Biodegradation
CS-2162
14:1014:30B316[招待講演] 環境分解性高分子の分子設計とビッグデータの利活用
(京大院工) 沼田 圭司
Polypeptide
environmental degradation
CS-2165
14:3014:50B317[招待講演] 資源循環可能な構造用ポリマーの研究技術開発
(東北大院工) 岡部 朋永
Recycling
Structural polymer
Composites
CS-2292
14:5015:10B318[招待講演] フッ素循環社会を実現するフッ素材料の精密分解:C-F結合活性化反応の開発
(名工大院工) 柴田 哲男
Fluorine
Activation
Upcycling
CS-2341
15:1015:30B319[招待講演] 錯体ナノ空間で高分子を分離する
(東大院工) 植村 卓史
Polymer
Separation
MOF
CS-2183
15:3015:40休憩
(15:40~17:05) (座長 宮下 哲植村 卓史)
15:4016:00B321[招待講演] 新たな資源循環ループ創成のための分離への外部刺激の検討
(早大創造理工/東大工) (正)所 千晴
recycling
separation
CS-2117
16:0016:20B322[招待講演] 複合材料の資源循環を目指した異種材料界面の分解
(金沢大理工) (正)瀧 健太郎
composites
plastics
multi-material
CS-2169
16:2016:40B323[招待講演] 建設系ウレタン発泡体の新しいリサイクル手法
(北大工) 北垣 亮馬
urethane foam
building use
recycling
CS-2320
16:4017:00B324[招待講演] 熱化学破砕(焼解)現象の解明と応用
(NIMS) 大橋 直樹
Ceramics
pulverization
heat treatment
CS-2351
17:0017:05B325まとめにかえて
(JST-CRDS) 眞子 隆志
Global Research Trends
CRDS mission
Strategic Proposals
CS-2380

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